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#22 企画書向きのジャンル、そうでないジャンル

企画書は、紙です。なので、基本的に動きがありません。

それ故に、伝えやすいゲームジャンルとそうでないジャンルがあります。

私の経験上、伝えやすい(=企画が通りやすい)ジャンルは、画面の変化が大きいゲーム。

つまり、アクションゲームやアクションRPGなど動きが大きく、パッと見で

解りやすいジャンルです。「紙なのに、アクション?」と思われるかもしれませんが

以前、書いた通り、「そのゲームのハイライトの画面を表現する」のが企画書のポイントです

なので、派手にアクションしている瞬間を表現できれば、

そして、それが面白そうであれば、伝わりやすいのです。

少年漫画でアクションものが多いのと同じ理由ですね。

その次に解りやすいのがキャラモノやIPモノ。すでにそのキャラクターやIPが持っている

世界観が構築されているので、そのなかで、何をするかだけが説明できれば、

理解を得やすいです。

そして、有名であれば、企画を審査する側もIPを良く知っているという利点があります。

逆に企画書出の説明が難しいのは、経営シミュレーションや育成シミュレーションなど

画面の変化が乏しい物。ジワジワと変化、成長していく楽しさは、やってる本人以外には

その違いは分かりにくい物です。ゲームのジャンルとしてシミュレーションゲームが

シェアを失っていったのは、そう言った理由なのかなとも思います。

実際、今あるシミュレーションゲームは、名作のナンバリングタイトルか

成功例の焼き直しが殆どで、野心的なタイトルは出てきていません。

(野心的なタイトルという事なら、それは、どのジャンルも同じですが……)

日本のゲーム業界に限れば、今は非常に保守的で、新ジャンルで勝負しようという

気運がありません。売れているタイトルと売れているIPの掛け合わせや、

ライバルタイトル同士のコラボと言った「そりゃ売れるでしょ」というモノ

ばかりですね。

小さくても、新しい事に挑戦していきたいものです。